『妙法蓮華経』の薬草喩品第五に、「三草二木の喩え」が出てきます。
この広大な世界には無数の山や川や谷があり、あらゆる土地には数多くの草木が生えている。突然、雷鳴とどろき雨雲が天を覆い尽くし、一斉にはげしい雨が降った。雨雲は一様に草木に降り注ぐが、草木はその種類や大きさなどで吸収する水の量が違うのである。しかし、その雨によって、 草木はそれぞれ葉を茂らせ、花を咲かせ、実を結ぶのである。
雨雲が慈雨を分け隔て無く降らせるように、お釈迦さまは誰もが理解できるように様々な表現を用いて教えを説かれ、皆平等に救済しようとされたことを喩えています。
このように、お釈迦さまは相手の悩みを聞かれ、その相手に合わせて法を説かれました(対機説法)。悩みをお持ちの方のお話をうかがうのは、僧侶の役目です。悩み苦しみにとらわれて辛さばかりを感じておられる方のお話をよくうかがって、本来のお姿を取り戻していただくために、僧侶の立場からご一緒に考えたいと思います。
最上さまの福徳は、「慈悲(じひ)」という言葉で表現されますが、慈悲とは「苦を抜き楽を与える」というのが元々の意味です。すぐには解決にたどり着かないかもしれませんが、ご相談者が少しでも安らかなお心持ちになられるよう、お話をうかがいます。
また、当山は1200年以上の歴史とともに、最上稲荷山大荒行という独自の修行道場を有する寺院です。開山報恩大師を始め歴代先師よりの伝統と智慧を脈々と継承してきました。方位や日にちの吉凶、家相や命名などでご判断に迷うことがあればご助言します。
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